投資信託をやってみた体験談
投資信託を始めようと思ったきっかけ
投資信託を始めようと思ったきっかけは、老後の資金を確保する為です。
ニュースで「老後は年金だけでは足りず、2000万円が必要」とよく耳にしますが、このニュースを聞いて私は漠然と老後について不安を抱きました。
私はアラフォーの会社員で専業主婦の妻と子供の3人で暮らしています。30代の頃から毎月3万円程貯金していましたが、今の貯金のペースだと定年退職時に2000万円には到底届きませんので、この時「投資をして老後資金を確保しよう」と決意しました。
投資信託を購入するまで
投資信託を購入するまでに私が計画した事は3つあります。
- なぜ2000万円が必要なのか?
- 月にいくら購入するのか?
- どの投資信託を購入するの?
まずなぜ1000万円・3000万円ではなく2000万円必要なのかについて調べました。
定年退職後(60歳から)年金では足らず、月5.5万円が必要で、日本人の平均寿命は80歳~90歳とされています。月5.5万円×12ヶ月×30年=1980万円になるので、老後には2000万円が必要になるわけです。
次に月にいくら購入すればよいのかですが、投資とは投資する金額が大きければ大きいに越したことはないですが、生活費を削ってまで投資するのはリスクがありますので、私は現在の給料で無理のない範囲で金額(月3万円)を設定しました。
最後にどの投資信託を購入するかですが、数ある投資信託の中で私は、eMAXIS Slim米国株式を購入しました。
eMAXIS Slim米国株式は、S&P500という米国を代表する500の企業の指数を目指した商品です。
具体的には、皆様ご存じのApple amazon googleなど米国を代表する企業が含まれています。
これらの企業は米国だけでなく世界的にも有名で我々の生活には欠かせない存在になっています。そんな世界的に有名な企業なので、「損はないだろう」と軽い気持ちで選びました。
実際に投資信託を購入してみて
私は投資を始める前は、「投資=ギャンブル」というイメージだったので、初めて投資信託を購入した時は、緊張と興奮で胸がドキドキしたのを今でも覚えています。
購入したての頃は毎日チャートを気にして価格が上がった時は喜び、下がった時は落ち込み、他の投資信託を購入した方が良かったのではないかと後悔した時もありました。
しかし毎日チャートを見て一喜一憂するのに疲れてきました。
老後資金の為に購入しているのに、今チャートを気にしても疲れるだけで意味ないなと思い、現在は投資信託を購入して1年程になりますが、今ではチャートをほとんど気にせず「老後の為の資金だから、老後に見ればいいや」という気持ちで日々生活しております。
投資しているというより貯金しているという感覚になり、気が楽になりました。
これからの投資信託の計画
これからもコツコツと毎月3万円投資信託(eMAXIS slim米国株)を購入して、チャートを気にせず普段通りに生活するだけです。
現在世界情勢は不安定で、投資信託の価格も上げ下げを繰り返していて多少の不安もありますが、Appleやamazonなどの世界を代表する企業が経営破綻する可能性はほとんどないと楽観的に考えています。
楽天証券をやってみて思ったメリット
コロナ渦で積み立てNISAやiDeCoなど投資を始める方が増えているようです。
投資を始めてみたいと思っていても、証券口座は多くの種類があり、どれを選べばいいか迷うのではないでしょうか。
そこで本記事では、昨年から楽天証券で投資を行っている筆者が、楽天証券のメリットをご紹介していきます。
楽天証券で投資を始めようか悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さい。
楽天証券のメリット
1.スムーズに口座開設できる
楽天証券では、オンライン上でスムーズに口座開設が可能です。
楽天証券のホームページから必要な情報を入力し、本人確認書類をアップロードします。
楽天証券での審査完了後、初期設定を行うことで取引が可能です。審査自体もスムーズで、ストレスなく口座を開設できました。
2.サイトの利便性
楽天証券の取引ページは初心者でもわかりやすく、簡単に手続きを行うことができます。
銘柄の選択、投資金額の変更、積立金額の確認など、スムーズに設定が可能です。
自動で毎月積み立てが可能なため、無理なく投資を継続できます。
3.マーケット情報の充実さ
楽天証券口座を持つことで、無料で関連するマーケット情報を入手できます。
投資をする上で、マーケット情報を理解することは大事です。
楽天証券口座を開設することで、四季報や日経テレコンの閲覧が無料になります。
また、投資情報が充実した楽天証券オリジナルのメディアも閲覧でき、初心者でも安心して知識を増やすことができます。
4.他サービスの利用でお得に
他の楽天サービスを使用することで、追加の還元を受けることが可能です。
楽天カード決済による投資積立でポイントが付与されます。楽天銀行と楽天証券の口座を連携させることで、普通預金の金利が0.1%となります。
このように楽天の別サービスを使用する方にとっては、メリットが多いです。
筆者も楽天証券開設の際に、楽天カードと楽天銀行を申し込みしました。獲得した楽天ポイントを投資に回すなど、サービス連携を行っています。
還元制度の変更に注意
楽天のサービスと連携することで、金利やポイント面でメリットがありますが、還元制度の変更が続いています。
例えはポイント還元率で、これまで購入額1%のポイント還元を受けることができました。
2022年9月以降一部の銘柄を除き、ポイント還元率は0.2%になる見込みです。今後も制度変更の可能性があり、動向を注意する必要があります。
まとめ
今回は楽天証券の体験談を書きました。楽天証券を通じて、お手軽に投資信託を始めることができます。興味をお持ちの方は、ぜひホームページもご確認下さい。
iDoCoをやってみた体験談
老後2000万円問題など、老後に関わる不安は尽きません。
銀行に預けていても利息なんてほとんどつかないので資産運用と考えていても、初心者だとどうすればいいかわかりませんよね。
そんな時におすすめなのがiDeCoです。
筆者は4年ほどiDeCoを運用しており、体験談も交えてiDeCoの説明をしていきたいと思います。
iDeCoとは「individual-type Defined Contribution」の略であり、日本で言うところの確定拠出年金です。
こちらは、公的年金とは別に自分で毎月投資運用をすることで65歳以降になったら年金を受け取れるものになっています。
掛け金に関しては自営業や公務員、一般会社員によって異なるのですが、筆者を含めて一般会社員の場合は最大2万3000円まで毎月投資をすることができます。
そして毎年のiDeCo運用は非課税、受け取り時に出た利益も非課税になるというのが大きなメリットです。
一言でiDeCoと言っても様々な証券会社や銀行を利用することができます。
その理由としては商品の中で楽天バンカードシリーズが利用できるからです。
こちらは全米や全世界株式のインデックスに連動した投資信託になっており、自動で分散投資をしてくれます。
正直、初心者でしたら株式中心に運用をしたいのならこれを選んでおけば問題ないと思います。
あとは自分の考えに合わせて債券や定期預金などを組み合わせるようにしましょう。
ある意味将来を考えてiDeCoの配分を考えるが、運用の楽しみと言えます。
そんな筆者ですがiDeCoは株式100%で上記のバンガードシリーズで海外株式を中心に運用をしています。
その理由としてはiDeCoは長期運用前提だからです。
iDeCoですが引き落とせるのが65歳以上とかなりの長期戦です。
筆者の場合は27歳から始めたのですが30年以上の運用になると、株式を持っていればとりあえずプラスにはなるだろうと考えています。
その中で、より大きな利益を取るためには国内ではなく米国を中心とした海外株式を中心に運用をしています。
実際そのような運用で4年間で含み損になったのは1度のみです。
その時はコロナショックですね。
ただコロナショックで一時的にマイナスになってもiDeCoは長期分散が前提ですので、むしろ株を安く買えるチャンスだと思って焦ることはありませんでした。
というより根本的にiDeCoは途中で解約ができませんしね。
そして思った通りすぐに利益が回復しましたし、今のウクライナ情勢による荒れ相場でもプラスを保っています。
なのでiDeCoは65歳以上になったら引き落とせないのはある意味メリットとも考えられます。
iDeCoは早く始めれば始めるほどその利益を享受できます。
ですのでもしiDeCoを検討している方は早めに始めることをおすすめしますよ!
積み立てNISAやってみた体験談
日本では長らく不景気に悩まされていますよね。
給料は上がらないのに物価や社会保障は高くなり、生活もどんどん苦しくなっていきます。
心配ない老後を過ごすためにも自分で資産運用を考えていかなくてはなりませんね。
そんな時におすすめなのが積み立てNISAです。
この積み立てNISAですが大変お得な制度ですし、筆者も1年以上運用をしています。
ここではそんな積み立てNISAを筆者の体験談を交えて解説をしていきます。
まずはNISAとはNippon Individual Saving Accountの略となっています。
そして積み立てNISAとはその積み立て版ということですね。
毎月決まった額を積み立てる投資運用をすることで、相場の上げ下げに左右されないドルコスト平均法で運用をしていきます。
積み立てNISAは年間40万円まで、つまり毎月3万3333円を最大20年ほど投資をすることができるのですが、筆者の場合は満額積み立てをしています。
積み立てNISAの最大のメリットは引き出し時に課税をされないということです。
通常、投資による利益には20%の税金がかかります。
積み立てNISAの場合はその税金が全くかからないので、利益はまるまると手元に入ってきます。
積み立てNISAは金融機関から商品を選ぶのですが、筆者は楽天証券の積み立てNISAで株式100%で運用をしています。
その理由としては以下の通りです。
・ポイントが貯まるから
楽天証券による積み立てNISAに場合、なんと楽天カードに投資が可能となっています。
つなり毎月3万3333円の投資をカードで行っていたら、1%である300円分のポイントが手に入っていました。
確実に1%のリターンが得られるというのは投資の世界においては破格でした。
これだけで積み立てNISAで積み立てNISAを選ぶ価値がありました。
ただ最近この制度も改悪があり、積み立てNISA分のポイントが商品によっては一気に0.3%にまで下がってしまいました。
筆者としても積み立てNISAを楽天証券で使うメリットが大きくなくなってしまったのですが、移管も面倒なのでとりあえずそのまま使っています。
・eMAXIS Slim(S&P500)の商品があったから
eMAXIS Slim(S&P500)は米国のS&P500指数に連動したインデックスファンドです。
こちらは簡単に言うとアメリカの大手企業の500社の株価に連動した指数となっています。
とりあえずこのeMAXIS Slim(S&P500)に投資をしておけば自然と分散投資が可能なので使いやすいです。
積み立てNISAは20年間投資可能です。
そして非課税期間が20年使えると言うことで、積み立てNISAの効果を最大限享受するには40年になります。
その間で解約をするのは自由ですが、筆者は老後に備えるためにずっと積み立てNISAは続けるつもりです。
なので現時点ではウクライナ情勢などもあり、積み立てNISAは含み損になっていますがそこは全く気にしていませんし、今後またどこかで大きく暴落をすることはあるでしょう。
ただ考え方としてはそれは株が安く買えるのでチャンスだと思っていますので問題ないです。
もし不安ならば債券なども交えた運用にするのも良いでしょう。
ぜひ積み立てNISAを考えている方は自分のできる範囲で構いませんので、始めてみることをおすすめしますよ。